短期海外旅行(短期留学)の日本帰国時のリスク

行きはよいよい帰りは怖い?
日本帰国前の検査で陽性になると日本にしばらく戻れなくなります!

2022年4月1日、約2年ぶりに日本からのシンガポール入国に必要だった隔離が撤廃され、コロナ前同様にビザ無し渡航(観光・出張などの短期滞在)も再開されました。これで2年間実現できなかったシンガポールへの短期留学(最大1ヶ月)を再びご提供できることになりました。

皆さんには「ぜひお越しください!」と言いたいところですが、緩和されたとはいえコロナ前には無かった条件下での渡航にはコロナ前には無かったリスク「行きはよいよい帰りは怖い」が存在します。

特に期間が短い短期留学(旅行や出張も同様)はそのリスクは大きく、短期留学を躊躇することになりかねません。実際、他の留学エージェントや旅行会社はこの事実を声を大にして伝えていないところが多いようですが、リスクが大きいからこそ皆さんにはきちんとお伝えしたいと思います。

4月23日:「出発前の検査廃止によるリスク増加」を追記
4月28日:「日本帰国が延期になった方の実例」を追記

岸田首相は6月にも水際対策を大幅に緩和する計画を発表しました。
5月6日 日本入国の水際対策 6月にも緩和?

日本帰国時のリスク

海外の入国規制緩和に目を奪われがちですが、コロナ禍での海外渡航最大のリスクは日本に帰国する時、日本の水際対策の規定です。

参考:検査証明書の提出について(厚生労働省)

日本帰国時、日本に向けて出発する72時間前以降にPCR検査を受検、陰性証明書が必要です。この検査で陽性になった場合、その後の検査で陰性になるまでは日本に帰国できなくなるからです。

現在、日本政府が認めている検査方法はウイルスを感知しやすいPCR検査です。PCR検査は感染力を失ったウイルスの破片(死骸)も検知するため、症状は治まり、他人を感染させるリスクが無くても陽性になってしまうことは珍しいことではありません。

PCR検査で陰性になるまでは個人差があり、長い人は1~2ヶ月もかかることもあります。例えば数日の海外旅行のつもりが1~2ヶ月の滞在になってしまった…、そのようなリスクはゼロではありません。もちろんその間の滞在費用*(ホテル代等)や検査費用(早く帰国するために検査も多くなりがち)はかさみ、帰国が大幅に遅れることで仕事に支障をきたしたり、学校の新学期に間に合わないなど、とても大きな影響を及ぼす可能性があります。

*弊社で確認した限りではホテル代等、延長にかかる費用は海外旅行保険では原則カバーされません

特にオミクロン株は重症化率が低いため感染に気付かずに行動している人は普通にいるはずです。「感染に気付かず帰国前に検査したら陽性だった」という話は決して珍しいことではありません。そのため海外滞在中を通して感染に注意しなければならず、心から海外を楽しむことができなくなってしまうかもしれません。

このリスクは日本帰国時の日本の入国規定が原因のため、海外渡航先に関係なく特に短期間の海外旅行最大のリスクです。短期留学や海外旅行、海外出張を計画されている方はこのリスクを考えたうえで渡航を決めて頂きたいと思います。

リスクはとれないという方は日本の水際対策が緩和されてから(帰国前の検査廃止等)の短期留学・海外旅行をお勧めします。

シンガポールから日本に帰国/入国した方で日本の空港で行う検査で陽性になる方はほぼ毎日発表されています。同様にシンガポールでの日本帰国前の検査で陽性になり帰国できない方も一定数(日本で陽性判明の方以上に?)いることは間違いありません。

参考:報道発表資料(厚生労働省) *1日1回発表される「新型コロナウイルス感染症の患者等の発生について(検疫)」

出発前の検査廃止によるリスク増加

2022年4月26日からシンガポール入国前に必要だった「出発2日前以降のコロナ検査・陰性証明書」は廃止されました。しかしこのことが新たなリスクにもなります。

今まで出発前の検査で陽性が判明していた人も検査廃止によって自分が陽性であることを知らずにシンガポールに入国できてしまう点です。

シンガポールに出発する前に気付かずに感染、シンガポールで日本帰国前のPCR検査を行い感染を始めて知り日本に帰国できなるリスクです。

直近(1-2ヶ月程度)にコロナ感染歴がある短期旅行者も同様です。コロナ感染は過去の話、もう完治したと思っていてもPCR検査で陽性になる可能性はゼロではありません。

PCR検査では数週間、稀に1ヶ月以上も陽性が続くこともあります。そのため出発前の検査義務はなくなりましたが数日~1ヶ月という短い期間でシンガポールを訪問する短期旅行者は引き続き出発前にPCR検査を受けることで帰国できなくなるリスクを減らすことになるはずです。

この場合のPCR検査は高額な海外渡航者用ではなく格安のPCR検査で良いと思います。検査キットを使った迅速抗原検査は陽性になる期間が短いためお勧めしません。検査キットでは陰性、PCR検査は陽性という例は普通に起きています。

日本帰国延期の実例

実際に渡航先の海外で陽性が判明して日本帰国が延期になった著名人の方の実例です。他にもツイッターで「日本 帰国 陽性」で検索すると様々な例を知ることができます。

サッカー日本代表の森保監督が欧州視察中に陽性、帰国が約1週間延期になりました。

マラソンの川内選手、大会出場で訪れたスペインで陽性(4/20判明)、4月29日にPCR検査陰性で帰国へ。

格闘家の猿田選手、2022年2月、当時は長期ビザ保持者以外の入国は認められていませんでしたが、格闘技大会出場のため特別に入国も陽性(2/10)、PCR検査陰性になり日本に帰国できたのは2月22日です。

2022年2月6日に日本出発

2022年2月10日 検査で陽性判明、試合はキャンセル

2022年2月13日 ホテルの部屋から出られるように。しかし帰国は未定

2022年2月20日 陽性判明の10日後に外出許可

2022年2月22日 陽性判明から12日後 PCR陰性で日本帰国へ

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