【最新】2022年1月 シンガポールのコロナ状況

2022年1月2日現在のシンガポール国内のコロナ状況です。

マリーナベイのカウントダウン&花火は2年連続で中止されました

オミクロン株対策の緩和

オミクロン株の重症化率が低く、デルタ株からオミクロン株への入れ替わりが急速なことから11月下旬に導入された規制が一部緩和されました。

  • 空港到着時のPCR検査廃止(日本を含む全ての隔離対象国からの入国者)
    *隔離無し入国者は検査必要
  • アフリカ南部からの外国人入国・空港乗り換えを再開
  • オミクロン株陽性者も自宅療養を認める
  • オミクロン株濃厚接触者の隔離を撤廃。健康観察・検査のみ

日本のような全外国人の入国停止・入国者は一律14日間の待機といった厳しい措置は導入されていません。今まで通り学生ビザの方は入国できます。

1月初め現在、海外から入国した陽性者(空港検疫)の多く、市中感染の3割程度がオミクロン株です。今後は更にオミクロン株の割合が増えるのは確実視されていますが、重症化率が低いことから他の変異株と変わらない対応です。今後も医療崩壊のリスクが大きくならない限り、入国規制の強化はないと予想しています。

日本のコロナ患者、特にオミクロン株陽性者の増加に日本からの入国が厳しくなるのではないか?という心配の声も聞きますが、日本に比べ感染状況が厳しい国からの入国も厳しくなっていません。オミクロン株が猛威を振るっているアメリカやイギリス、フランス等からの入国も「隔離無し」での入国を認めています。そのため日本からの入国がピンポイントで厳しくなることは考えられません。さきほど書いたように医療崩壊へのリスクが大きくならない限りは大丈夫だと思います。

参考記事「オミクロン、重症化リスク少ない」シンガポール、入国制限を解除 (朝日新聞)

シンガポール国内の感染状況

シンガポールは長らくほぼゼロコロナに抑え込んでいましたが、2021年5月、デルタ株の国内感染が広がりはじめ2021年9月から大規模な感染拡大が起こりました。外食やグループ行動等の制限を行った結果、11月以降、減少傾向が続きました。但し今後はオミクロン株により陽性者数は増加すると予想されています。

2022年1月2日現在

シンガポールはコロナ禍初期の2020年4月~7月にかけて出稼ぎ外国人労働者が住む寮内で集団感染が発生しました。10人程度で1部屋の共同生活が原因です。一般市民の市中感染も起きていましたが発生は散発的で感染経路もほぼ判明していたため、大きな感染拡大には至りませんでした。同時期には約2ヶ月間のロックダウンを行い、その後も外食やグループ行動の制限を行い2020年8月以降はほぼゼロコロナに抑え込んでいました。

2021年5月、デルタ株が侵入、病院を含む様々なところでクラスターが発生、行動制限を強化した結果、8月にはほぼ抑え込みに成功、ワクチン接種率も65%程度に達したため行動制限を緩和しましたが、9月~10月にかけて再び感染が急増、コロナ禍では最大の感染者数を記録しました。再び行動制限を強化、11月に入り減少に転じています。

現在、陽性者の99%近くが無症状または軽症でその多くは自宅療養です。亡くなった方(死亡率0.3%)はリスクの高い持病を持つ高齢者や未接種者で占められています。

ワクチン接種状況

ワクチン接種センター(4か国語表示)

3回接種 41% 2回接種 87% 1回以上接種88%
接種対象年齢(5歳以上)接種率 91%

2022年1月2日時点のワクチン接種状況です。ワクチンメーカーはファイザー・モデルナを原則使用、一部mRNAワクチンが合わない人を想定してシノバックも使われています。

2021年12月末からは5歳~11歳の子どもへの接種も開始、3回目接種も2021年9月からスタート、18歳以上で前回接種から5ヶ月以上経過した人が対象です。学生ビザ・ワーホリビザ・就労ビザ等を持つ外国人も無料で接種できます。

シンガポール国内のコロナ規制

マスク着用義務

自宅以外はマスク着用を義務付けられています。未着用者は罰金の対象です。

ワクチン未接種者への行動制限

ワクチン未接種者は行動が著しく制限されています。例えば店内飲食やショッピングモールへの入場、職場への出勤はワクチン2回接種済みが条件です。接種済みの確認は接触追跡/ワクチンパスポートアプリ「TraceTogether」を使用します。日本で接種した方も入国後に抗体検査を受けることでアプリに接種済みが表示される仕組みです。

5人縛り

グループでの活動・行動に制限が設けられています。現在は最大5人までは一緒に行動したり、店内飲食を認められています。ワクチン2回接種済みでもこの人数制限は適用されます。

日本からのシンガポール入国規制

学生ビザの入国

日本からの外国人の入国は長期滞在ビザ(学生ビザ・就労ビザ等)・永住者に限られています。学生ビザを申請しての新規入国も対象ですので学生ビザでの入国は問題ありません。

入国隔離条件

日本からのシンガポール入国には以下を義務付けられています。入国・隔離にあたり必要な手続きは全てお手伝いします。

  • ワクチン接種証明書
  • 出発2日前以降の陰性証明書
  • 入国後7日間(7泊)の隔離(自分で選んだホテル/自宅)
  • 隔離終了前のPCR検査
  • 隔離終了後の抗体検査(国内向けワクチンパスポート登録のため)
ワーホリビザの入国

ワーホリビザでの入国はコロナ禍以降、2020年3月下旬から停止しています。ワーホリ希望の方は最初に学生ビザで入国、その後、ワーホリビザを申請、学生ビザから切り替えることでワーホリを実現できます。コロナ禍以降、ワーホリブログを書いて頂いている皆さんも学生ビザで入国後にワーホリビザに切り替えた方々です。

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