SNSなどでよく見かける「シンガポールの物価は高い」という投稿。これから留学やワーキングホリデーを検討している方にとっては、現地の生活費がどれくらいかかるのか不安になる大きな要因かもしれません。
しかし、その情報の多くは「観光客の視点」から発信されているものです。なぜ日本人観光客がシンガポールの物価を実際以上に高く感じてしまうのか、その背景にある理由を整理しました。

訪問先が「観光地・都心部」に集中している
観光客が足を運ぶのはマーライオン公園やマリーナベイサンズ、セントーサ島、ユニバーサルスタジオシンガポール(USS)といったシンガポールを象徴するエリアが中心です。
これらの場所はもともと観光客を主要なターゲットの1つにしており、飲食店の価格も非常に高く設定されています。日本で例えるなら、ディズニーランドの中や銀座のど真ん中にある高級レストランばかりを利用しているような状態です。そのため必然的に「何を食べても高い」という印象が強まってしまいます。
日本の日常生活ではメニューを見て入るのを辞めるような高額なお店でも旅行先では思わず「財布のひもが緩く」なりがちです。しかし、いざ支払いという現実に戻った瞬間「やっぱりシンガポールは高かった」ということになるのでしょう。
コンビニを「日本の感覚」で利用している
シンガポールの街中でよく見かけるセブンイレブンは日本人には馴染み深く、買い物の際はつい立ち寄りたくなる場所です。
しかし、シンガポールのコンビニの価格設定は一般のスーパーマーケットと比較して3倍程度高いことも珍しくありません。
日本ではコンビニとスーパーの価格差はそこまで大きくありませんが、シンガポールでは明確に高く設定されています。日常的にコンビニで飲み物や軽食を買い続けていると出費はあっという間に膨らんでしまいます。
和食やラーメンを「日本と比較」している
日本人観光客が海外旅行先の物価を測る基準としてよく挙げるのが日本食レストランやラーメンの価格です。
シンガポールにおいて日本食は「輸入食材を使った外国料理」という位置付けです。そのため日本と同じクオリティのものを食べようとすれば価格が日本の1.5倍〜2倍になるのは自然なことです。特に都市国家シンガポールは家賃や人件費も高額になりがちです。
これは逆の視点で見れば分かりやすくなります。日本でシンガポール料理(チキンライス、ラクサ、バクテーなど)を食べようとした場合、その価格のほとんどはシンガポール現地の相場に比べてかなり高く設定されています。
特定の国の料理を他国で食べる際の「プレミアム」を基準に物価を判断してしまうと実態を見誤ることになります。
地元の人が通う「リーズナブルな店」を知らない
地元の人たちが日常的に利用する安くて美味しいお店は、大通りから一本入った場所や観光地や都心ではない観光客には分かりにくい場所にあることが多いです。
シンガポールの場合、普段使いの食事の場所は「ホーカーセンター(屋台街)」が一般的です。こうした場所であれば、一食数百円(4ドル〜7ドル程度)で中華、マレー、インドなどのバラエティ豊かな料理を楽しめます。
こうした「生活者の選択肢」はSNSのキラキラした投稿にはなかなか登場しません。観光客がこうしたローカルな選択肢を知らないまま目につきやすいレストランばかりを利用することが「物価が高い」という結論に結びついています。
視点が大切「観光客の物価」と「生活者の物価」
日本でも、東京都心のビジネス街や観光地、あるいはテーマパーク内のレストランの値段は地元の駅前や住宅街にあるお店に比べてかなり高いはずです。それと同じことがシンガポールでも起きているに過ぎません。
シンガポールの物価が高いのは事実な側面もありますが、住む場所や買い物の仕方を工夫すれば十分に賢く生活を送ることが可能です。
一旅行者の体験に過ぎないSNSの情報に振り回されず「観光客の物価」と「生活者の物価」は別物であることを理解しておくことが、留学やワーホリを成功させる第一歩となります。
ただし全ての観光客がそうであるわけではありません。ローカルな雰囲気を好み積極的にそうした場所を訪れて地元の人たちに交じって食事を楽しんでいる方もいらっしゃいます。
そのような方は「物価は東京とあまり変わらない」「言われているほど高くはない」という感想を投稿していることが多いです。この感覚、実際に留学やワーホリでいらっしゃった方も同じ感想です。
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