よく「日本の常識は世界の非常識だ」なんて言葉を耳にしませんか?
海外通を気取った人がSNSで言いがちなセリフですが、この言葉こそが「非常識」だと思います。
世界は「日本 vs 全世界」なんて単純な対立構造ではありません。 国によって、民族も宗教も歴史も違えば生活の豊かさも全く異なります。「日本以外は全部こうだ」とひとくくりにはできないのです。
この種の主張をしている人の多くは「欧米(特にアメリカ)との比較)に過ぎなかったり、「日本を悪く言いたい」だけのことがほとんどだと思います。
一部の国だけを見て「世界はこうだ」と決めつけるのは、それこそ「井の中の蛙、大海を知らず」です。
よく耳にする「グローバルスタンダード」という言葉も同じです。
その「スタンダード」は本当に世界標準でしょうか? これも実は単なる「欧米のローカルルール」をさも世界の絶対的な正解のように語っているだけではないでしょうか?
世界という「大海」はもっと広くもっと複雑で「たった一つの正解」で割り切れるものではありません。
「新しい視点」「もう1つの視点」の獲得
留学やワーホリを通して皆さんに本当に手に入れてほしいもの。それは海外に住んだからこそ得られる「新しい視点」「もう1つの視点」です。
「灯台下暗し」という言葉がありますが、私たちは日本という「灯台」のすぐ下にいるため、かえって日本の姿がよく見えていないことが多々あります。 実際に海外で暮らして外から日本を見てみる、そうすることで日本の良い点も悪い点も今までとは違った形ではっきりと見えてきます。
大切なのはただ日本を否定することではありません。 その国と日本の「同じ部分」と「違う部分」にアンテナを張り「なぜ同じなのか?」「なぜ違うのか?」を自分なりに考えることこそが本当の学びであり糧になるはずです。
その学びの場としてシンガポールは最高の国です。
なぜ「違いすぎる国」ではなく「シンガポール」なのか?
「海外を知る」というとカンボジアやフィリピンなどの発展途上国で貧困問題などの厳しい現実に触れることをイメージする方も多いと思います。もちろんそれも貴重な経験ですので否定はしません。
しかし日本とあまりにも環境や前提条件が違いすぎると、それは「比較」ではなく「別世界の話」になってしまいます。「日本とは違う大変な世界があるんだ」という印象だけで自分の日常(日本社会)にフィードバックすることが難しいのです。
一方でシンガポールはどうでしょうか。
経済は発展していて治安が良く同じアジアの文化圏。 一見すると日本にとてもよく似ています。
実はこの「似ていること」こそが最大のポイントです。
ベースとなる生活水準が日本と同じ「土俵」にあるからこそ、その中にある「違い」が際立って見えてきます。
「同じように豊かなのになぜ働き方が違うのか?」 「同じように治安が良いのになぜ法律が違うのか?」
環境が似ているからこそ「豊か or 貧しい」の単純な比較ではなく、社会の仕組みや人々の考え方といった「本質的な違い」をより高い解像度で学ぶことができるのです。
英語が公用語で、治安も抜群、コンパクトな都市国家。 「井の中」を飛び出し世界の「多様性」を肌で感じるための最初のステップとして、これ以上の国はないと思います。
ぜひシンガポールであなただけの「新しい視点」「もう1つの視点」を見つけてください。視野が広がるのは間違い無しです。
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