親が子どもに行かせたい留学先、シンガポールはアジアトップの9位
ソニー銀行が、留学を検討する親世代、留学経験のある子どもを持つ親世代を対象に行った調査で、「親が子どもに行かせたい留学先」として、シンガポールは全体の9位になりました。
親が選ぶ「留学先」人気国は2位はカナダ、1位は?(リセマム)
上位10ヶ国は、アメリカ・カナダ・オーストラリア・イギリス・ニュージーランド・ハワイ・フランス・ドイツ・シンガポール・イタリア。
やはり英語圏の留学先として昔から定番のアメリカ・カナダ・オーストラリア・イギリス・ニュージーランドの5ヶ国がトップ5、6位は国ではありませんがアメリカのハワイと人気国は昔から変わっていないようです。
シンガポールはアジアトップの9位、他にアジア圏でランクインしたのは、16位のグアム、18位の台湾、20位の韓国です。
シンガポールが親世代に評価された理由として、弊社の予想では、このようなことが挙げられるのではないかと思います。
・治安の良さ(日本よりも治安が良い印象)
・日本からの近さ(直行便で6~7時間)
・時差が1時間(イギリス・アメリカは時差が大きい)
・英語が公用語(アジアで唯一完全英語教育の国)
・同じアジアであること(文化的近さや見た目の安心感)
・親が行ったことがある安心感(シンガポールには行ったことがあるという親も多いです)
・友人・知人等が住んでいる安心感(駐在等でシンガポールに住んでいる人を知っていることも多いです)
特に最初に挙げた治安の良さ、わが子を海外留学に行かせる親が何よりも心配するのは安全、その点でシンガポールの治安の良さは留学先を決める際の大きな安心材料になります。
実際、ここ数年は、夏休みの短期留学でシンガポールを訪れる中学生・高校生が増えています。また大学生も、シンガポールなら留学しても良いと親が言ってくれた・・・という声もよく聞かれます。
こうした理由は、日本の高校の修学旅行先としての人気にも現れています。
公益財団法人全国修学旅行研究協会の調べでは、海外修学旅行を実施している全国の高校(公立・私立)の中で、シンガポールは修学旅行先として、台湾に次ぐ2位、143校が修学旅行でシンガポールを訪問しています。安全、英語が公用語、多民族国家、時差がない、といった点が修学旅行先として評価されています。 平成26年度全国公私立高等学校海外修学旅行実施状況
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