留学生の留学感想文
Mさん・女性・28歳 & 5歳の娘さん
ハートリンクの皆様、お変わりなくお過ごしでしょうか?
シンガポール滞在中は親子共々大変お世話になりありがとうございました。無事日本に帰国した事をご連絡いたします。
さて、シンガポールでの1年間は楽しい事、大変だった事が本当に一杯ありました。それらを振り返りながら、私にとっての親子留学、そして親子留学とは何かを自分なりに考えてみました。
私にとっての親子留学とは、一言で言えば自分の長年の夢を叶える事であったと思います。 自分がやりたかった勉強、海外での就労をかなえたいと思った時、私にはすでに家庭があり子供がいたので、結果的に親子留学になったと言う事です。
つまり、大学で勉強をする、そして仕事をするという目的がはっきりしていたという事です。そして、子供には、英語を話せるようになって欲しいということではなく、世界にはいろんな人種の人がいて、いろんな言語があることを知って欲しいという程度でした。
目的をはっきりさせる事、これは親子留学においては重要な点になる事を実感しました。
なぜなら、普通の留学との大きな違いは、大変さも2倍、3倍になるという事です。 何となく海外に住んでみたいから・・・。 きっと子供の英語の上達にも 繋がるはずだし・・・。 といった薄ぼんやりした目的で親子留学をしていたら、こんなはずではなかったという結果を招くのではないかと思うのです。
また家族のサポート(金銭的・精神的)は本当に大きかったと思います。
特に金銭面においては、当初の予想以上のお金がかかりました。例えば、子供は全く英語が話せないままローカルの幼稚園に入園いたしましたが、やはり入園当初、現地のお友達とのコミュニケーションを英語でとることが出来ず、英会話のスクールに通うことになりました。また、環境があまりにも変化したストレスを発散させてあげる意味で、お絵かき教室に通わせました。これらの費用は、日本出発前には考えていなかったものです。また、これは、私の趣味が旅行という事もあり、休みになれば、旅行に出かけました。
結果的に、これらの事で娘は少しずつシンガポールを好きになっていった気がします。この一年間を通して思う事は、子供が本当に良く頑張ってくれたなという事です。そして、私にとっては娘がいたからこそ頑張れたなと思うのです。 勉強が難しく、投げてしまいそうになった時、子供まで連れて留学したからには、最後まで頑張るしかないと、この気持ちで乗り越えてこれたと思います。
最後に、シンガポールで出合った皆さんには本当に良くして頂き、助けて頂きました。 言葉に尽くせないほどの感謝の気持ちで一杯です。 本当にありがとうご ざいました。
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